杉島大樹 さんからのメッセージ ④『 芯のある人 』
まるで芯だけで立っているかのような、プロポーションの良い人の姿をイメージして
彫刻を作っていく発想で制作しました。
一本立ちしている芯の繊細さは、金属にしか表現できない極度の細さで実現しました。
花を入れて食卓に置いても絵になりますし、
ツル科の植物を下に垂らすようにして活けるのもいいです。
何もせずに棚に飾っていただいても佇まいが美しいです。
真鍮の経年変化もお楽しみください。
『 芯のある人 』
素 材:真鍮
作品左から
➀ サイズ: 口径 31 x 高さ 235 x 底面径 47(八角形) 価格:¥50,000 + 消費税
⓶ サイズ: 口径29 x 高さ 250 x 底面径 47(円) 価格:¥70,000 + 消費税
御売約済 ③ サイズ: 口径28 x 高さ 255 x 底面径 48(円) 価格:¥40,000 + 消費税
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別方向から撮影しました画像をお送りいたします。
尚、掲載作品が御売約済の場合はご了承ください。
杉島大樹 作品展 作品のご紹介 - 銅鍋・花器 ・垂撥 ・傘立て –
杉島大樹 作品展 会期:2020/9/25 – 9/30 11:00 – 18:00 最終日17:00終了
展示作品の一部をご紹介いたします。
尚、こちらの作品に関するお問い合わせ期間は、2020/9/30 17:00までとなりますので、ご了承ください。
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お支払方法につきましては、お振込み(三菱UFJ銀行)、或いは、ヤマト運輸コレクト便(現金)にて承ります。
*作品のサイズや文様につきましては1点ずつ異なります。
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*表記価格は、全て税込価格です。
*サイズは最長箇所の寸法を記載しておりますが、多少の誤差がありますのでご了承ください。(単位㎜)
杉島大樹 さんからのメッセージ③ 『 緑青の盤 』と『 ぞろり(曽呂利)』
緑青の盤は、私が独立して初めて作った作品です。かれこれ12年作っています。
銅板に緑青を仕上げただけという至ってシンプルな作品。
縦でも横でも壁に掛けられるよう、側面にも銅板を貼って厚みを出したら、飾った時に影が生まれて存在感が増しました。
1年以上庭の中に置き、時間をかけて自然な色を引き出しました。
金属だけが生み出す「錆」の独特な世界を表現した絵画です。
ぞろりは古銅の写しです。
古銅は鋳物でできていますが、鍛金で叩き出して作ると少し有機的な空気を纏うように思います。
細くて小さい口の繊細な作りは、手の感覚だけを頼りに叩いて作っていきます。
底から口元まで綺麗に叩いたのち、最後に口元から3~4㎝をわざとねじり曲げています。
微妙な曲げなので分かりづらいですが、柔らかい印象を加えています。
杉島大樹
『 緑青の盤 小 』
素 材:銅
サイズ:186 x 266 x 17 (㎜)
価 格:¥28,000 + 消費税
『ぞろり』
素 材:銅
サイズ: 左・口径15 x 高さ263 x 底面径22 (㎜) 右・口径17 x 高さ307 x 底面径25(㎜)
価 格: 左・¥60,000+消費税 右・ ¥65,000+消費税
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杉島大樹 さんからのメッセージ⓶ 『 溝 』
作品の口元に見られるシワは「絞り」という鍛金技法の成形過程で自然にできるものです。
深さのある形を作っていくと、シワはより深いものとなって現れます。
一般的にシワは作品に残さず、カットして口元を直線に仕上げるのですが、
叩くほどに垂直に立ち上がってくるシワが生み出す溝に面白さを感じ、逆に意匠として残しました。
底面は小さく卵型で、上に向かうカーブは緩く軽い印象に、見た目の重心は口元に来るようにしています。
表面には錫を流し変色させて、岩のようなイメージで仕上げました。
シワの溝をいかして野の花などを活けると、山の岩盤の隙間からも小さな花を咲かせる
たくましい自然の山野草の姿を見るようです。
杉島大樹
『 溝 』
素 材:銅
サイズ: 口径 150 x 高さ 186 – 200 x 底面径 50 (㎜)
価 格:¥90,000 + 消費税
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杉島大樹 作品展 作品のご紹介 - 鉄鍋・皿 ・トレー ・小箱 –
杉島大樹 作品展 会期:2020/9/25 – 9/30 11:00 – 18:00 最終日17:00終了
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杉島大樹 さんからのメッセージ➀ 『 角木 写 』
「角木 写」 御売約済
上下が反り返り中央部で締まり、帯を巻き、四角い形をしています。
昔から仏器として 使われていた形で、祈りとともに捧げる花を活けるので、どこか神聖な雰囲気を持ちます。
古銅は鋳物で作られているものが殆どです。
鋳物の表面には光沢があり、そこには、シンメトリーで端正な美しさと、見る者を跳ね返すような独特の緊張感があります。
私は同じ古銅を鍛金技術で表現したくて作りました。
銅板を同じ形に4枚切り出し、曲げて、それぞれの角(エッジ)に、弱く小さな溶接を100回以上繰り返して4枚の板を組み上げていきます。溶接して丸くなった角(エッジ)を棒やすりで削って、鋭い印象の角(エッジ)を作っていき、最後に帯を巻きます。鋭い形の本体とは対照的に、帯は分厚くゆったりと贅沢な形にしています。
帯の位置は全体の高さの半分より少し下につけ、重心を下げて安定感を出しています。
そうすることで、上に向かうかたちが強まり、活けるお花も際立ちます。
最初から最後まで4面均等にずれなく作ることで出来上がる花器です。手で作っているので完璧にはいかないのですが、完璧を目指して、それでも出てきてしまうズレは見ていてとても美しく感じます。
杉島大樹
『 角木 写 』
素 材:銅
サイズ:39 x 39 x 200 (㎜)
価 格:¥60,000 + 消費税
杉島大樹 作品展(金工)
本日(9/25)より、長野県で制作をされていらっしゃる杉島大樹さんの作品展が始まりました。
「鍛金」という地道な作業の繰り返しと時間、杉島さんの頭の中で描かれた形が、徐々にその手で絞りあげられていく過程を思い浮かべるたびに、作品の尊さと重みを感じます。厳かな佇まいの花器やたっぷりとした水盤にはじまり、鉄鍋、銅鍋、トレイといった日常生活道具にいたるまで、幅広くお楽しみいただけます。
今回は、残念ながら杉島さんの在廊はありませんが、彼が考え抜いた鍛金の美しさを表現した作品、1点、1点が、その想いを雄弁に語ってくれることと思います。また、こちらのページでも、杉島さんからいただいた言葉で、それぞれの作品の魅力をお伝えしていく予定です。
杉島大樹 作品展は、9月30日(水)17時まで、銀座三丁目「日々」にて開催中です。
藤平寧 作品展 作品のご紹介
藤平寧 作品展 会期:2020/9/18 – 9/23 11:00 – 18:00 最終日17:00終了
展示作品の一部をご紹介いたします。
尚、こちらの作品に関するお問い合わせ期間は、2020/9/23 17:00までとなりますので、ご了承ください。
作家プロフィール
藤平 寧 Fujihira Yasushi
1963 京都生まれ
1987 関西大学文学部史学地理学科卒業
1988 京都府立陶工職業訓練校修了
1990 第四十二回京展 入選・市長賞受賞
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*作品のサイズや文様につきましては1点ずつ異なります。
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藤平寧 作品展(陶)
本日(9/18)より京都で作陶されていらっしゃる藤平寧さんの作品展が始まりました。
やわらかな色合いと曲線が美しい器、オブジェとしても魅力的なさまざまな花器、斬新なフォルムと力強さが溢れるオブジェ。
藤平さんならではの魅力がたくさん詰まった作品の数々を、どうぞ、お楽しみください。
藤平寧作品展は9月23日(水)17時まで、銀座3丁目「日々」にて開催中です。